帰って来た。厳密に言えば、すぐ戻って来た。
先月末に軍の服務を終えたタレントパクジョンチョル(31)が来月7日、SBSの新しい週末特別企画「青い魚」でテレビ劇場を訪ねる。3年9ヶ月ぶりのドラマ出演だ。軍の服務期間があったとは言え、空白期が決して短くはなかった。久しぶりに演技をするようになったから苛立つはずだが、彼はかなり低い声できちんきちんと本音を取り出した。
◆嵐の前の静寂
パクジョンチョルはこれから本格的な活動を始めれば、幾分は‘戦争’になることと見込んだ。 ファンに再び、パクジョンチョルの名の三字を刻印させる事が、もしかしたらデビューの時よりもっと重要だと見るのだ。しかし、どうしてなのか、彼の表情はまるで嵐の前の静けさとも同じだった。3年をふらりと過ぎる長い空白間を、多くの考えで自分を満たしたりもした。 その時間が彼を成熟するようにしたのだ。パクジョンチョルは「ときめいたり、デビューの時のような気がしたりすることが事実だが。 (空白を経て) 変わった点があるとすれば、余裕。」と話した。
敢えて欲心があるとすれば、イメージ変身だ。メロからコミカルに行くとか、演技パターンを変えるという話ではない。「これからは格好良いという話も良いが・・・ 人々と内面的に交感することが出来る俳優になりたい。私の演技を見て‘心に触れた’という言葉を聞きたい。」と言う彼は、人のニオイのする成熟した内面演技で視聴者の前に立つことを期待した。
◆悲劇的な愛は“さて・・・”
正統メロ物「青い魚」でパクジョンチョルが引き受けたヒョヌ役は、レーシングを楽しむ男性的なキャラクターだ。母親の愛情を受け図に育って心を閉じ、運命的な愛に陷りながら本然の純粋さを現わす役だから、欲心どおり内面演技に挑戦することが出来るようになった。「白い画用紙みたいな男の前に一人の女性が現われ、下図を描くようになること。」と説明する彼は、もう演技に没入する準備が出来ているようだった。
‘運命’という言葉が暗示するように、悲劇的な愛を描くようになる予定だが。
「この頃の現実でも見れば、予想する事が出来ない状況で大変な愛をするなど、ドラマみたいな悲劇的な愛があまりにも多かった。」と周辺の友達の話を経験して、視聴者の共感を導いてみると自信を見せた。
もし、彼が実際に悲恋の主人公になった経験があるのではないか。
返事は X(エックス)だ。パクジョンチョルは自分の恋愛史に対して「出会って別れるのは何度かしたが・・・比較的順調だった。」と話した。 また「そんな大変な愛は考えるだけでも大変ではないか。」「多分、誰もしたがらない。」と話した。
◆ロマンチスト vs タフガイ
愛に対して冷情に吐き出した一言で冷たい気勢が感じられたが、分かってみれば彼はロマンチストだった。休んでいる間に旅行をたくさんしたというパクジョンチョルは「以前は海により多く行ったが、今は山がもっと好きになった。寂しい心に海を訪ねれば、海も同じように寂しがってくれるようで良かったが、山に行ってみると、寂しい私の心を山が抱いてくれた。」と話した。旅行をしながら目に入って来る美しい風景を絵で盛りたいと考えて、絵も学びに行ったと言う。
ドラマ撮影を控えたこの頃、パクジョンチョルは運動に夢中になっている。減量して緊張感を盛り上げる為だ。
「かなりの運動はすべて基本以上にする。」と自信を見せる程、時間が空く度に親しい人々とサッカーやフットサルを楽しみ、漢江の水辺でバスケットボールをすることが好きだと言う彼は、どうしても男性的な面貌がより強いようだった。サッカー関連の仕事をする父親とサッカー選手だった兄のお陰で、幼い時にはサッカー選手が夢だったと言う。
パクジョンチョルが「青い魚」で男性的なようでもありながら繊細なヒョヌ役にキャスティングされたことは結局、その中に共存した互いに違う姿のお陰であるようだった。彼もやはり「基本的にヒョヌに似ている性格がある。人物に対する完成度は私の中にある面々を、どれだけ上手く引き出すかによるようだ。」と話した。
チョソンギョン記者 cho@
[スポーツソウル]2007-03-04 19:50:00
2007-03-04 20:42:14
|